今日もめくるめかない日

歌集

読んだ本(2023年上半期)

月面文字翻刻一例/川野芽生 君のクイズ/小川哲 黄色い家/川上未映子 ディスタンス/湯浅真尋 うるさいこの音の全部/高瀬隼子 自由研究には向かない殺人/ホリー・ジャクソン(訳 服部京子) 花に埋もれる/彩瀬まる 化け者心中/蝉谷めぐ実 回樹/斜線堂…

2022年の読書

今年読んだ本はこんなかんじ、たくさん読めましたが相変わらず新刊はあまり追えていません。次から次へとおもしろい作品がうまれていくこの世、もはや怖い。 上半期にもベストをまとめましたが今年一年のものをあらためて。だいぶ絞ったよ! 読んだ順です。 …

ときめきで倒れる(緑と楯 ロングロングデイズ 雪舟えま歌集)

いままでもこのブログで雪舟えまさんの作品への愛をたびたび語ってきましたが、また最高の一冊が爆誕してしまいました。 tankakenkyu.shop-pro.jp 短歌新文庫シリーズに忽然とBL歌集出現!学生服から白髪を超えて(ロングロングデイズ)、金太郎飴のごとく…

読んだ本(2022年上半期)

なんと梅雨が明けたらしいです(私は関東住まい)。毎日あっつい、あつすぎる。夏のはじまりはいつだって美しくきらきら輝いているイメージですが、実際外を歩いていると、まぶしいものを感じている場合じゃないよね。夏の写真とか絵とかみてるだけ、文を読…

とてもよかった本15冊(2021年)

写真はとくに内容とは関係ないです 2021年も残すところあと二週間ほど、今年は本当にどこにも行かず、仕事をするか家で寝てるか本を読んでいるか、という感じだった。なのでここ数年のあいだでは、いちばん読書量が多い年だったように思う。そんなわけなので…

うつくしい愛のはなし(緑と楯・恋シタイヨウ系/雪舟えま)

凝り固まったものを取っ払って、いろんなことを自由に考えることはむずかしい。むずかしいけれど、そういうふうになるときがたまにある。なんでもできそうな気がする無敵感、どこにでも行けそうな解放感、やかましいいろんなノイズや簡単に口にできる「正義…