引き続き源氏物語を読んでます!
桐壺~夕顔
若紫
この帖はいろいろと大丈夫なのか光源氏……となりました。藤壺の面影があるからといって強引に10歳の女の子を家に招こうとするし(藤壺の兄の子だから似てるところはたしかにあったんだろう…それにしたって…)、藤壺にこっそり会いに行って、に、に、に、妊娠させている~~~~~~!!!!!
そしてお世話をしていた尼君が亡くなったとたん、紫の姫を誘拐同然に二条院の家へ連れてゆく……光源氏……おまえ……藤壺にゆかりあるとかそのまま伝えてるし…おまえ……
末摘花
相変わらず「理想の女」(おもしれー女)を追い求めている光源氏。「そんなに大層な身分な家の娘ではなく、本当にかわいらしくて心を許せる人を見つけたい」らしい。正直すぎる。うわさ話を持ってきたりいろいろ取り計らってくれた大輔命婦がおもしろかった。それより頭中将は光源氏が興味持った女に自分も恋文おくったりするのはなんなの笑
不美人である末摘花をばかにするように紫の姫とお絵描きにいそしむ光源氏(怒)くそ~~~~自分の容姿がうつくしいからといって~~~~~もてはやされるからといって~~~~~~~おまえの鼻も赤くなってしまえ~~~~~~~~
紅葉賀
光源氏はどんだけ藤壺が好きなんだ~~~~~~藤壺が好きなら好きでいいけどそれならほかの女と軽率に将来を誓い合うな~~~~~~!!
そしてそうこうしているうちに藤壺の子(光源氏の子)が生まれる…なぜ帝は気づかぬ……光源氏と顔そっくりなのに…「光君にそっくりだ」などと子を見せにくる帝、地獄絵図だし鈍感通り越して哀れである…悲
頭中将がまた光源氏とねんごろになっている女と自分もねんごろになろうとするのがおもしろかった。光源氏と典侍が一緒にいるところを見つけて脅かそうとするのに光源氏にバレ、不穏な雰囲気だ思ったら最後は二人で笑いあって帰るという、喧嘩のあと二人で寝転んで青空見あげるみたいな図になっててうけた。ズッ友。
花宴
引き続き光源氏は藤壺のまわりをうろうろしているけど、また新しい女に出会ってしまった。けどこの有明の君の歌がすごくよい!
出会ってさっそく「深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろけならぬ契りとぞ思ふ」という歌を光源氏がおくるんだけど(あなたと私には強い縁がある的な)、それに対し有明の君は「うき身世にやがて消えれば尋ねても草の原をば問わじとや思ふ」と返す。
私がこの世から消えたら草の原を分けてでも尋ね当てようとしてくれないと、みたいな強気な歌で、かの光源氏様だわどうしましょうおよよよ…好き!みたいな姫君とは違う感じがよかった。でも結局好きになっちゃうんだけど……やれやれ……
そして次はついに「葵」!!さんざんほったらかしておきながら、もっと妻らしくしてもらわないとなどと光源氏がほざくので、葵の上には同情を禁じ得ないのです、はあ……心して読も。