今日もめくるめかない日

2月

なんとなく暖かい日が増えてきて、春が近いんだね~。陽気だと気分がよくなるのでうれしいです。

 

二月八日、東京で雪が降った。寒かった。しかし私はじつはひっそりと、東京で雪が積もるのを楽しみにしていました。雪が降らない静岡県の端っこ出身なので、雪というだけでテンションが上がるたちなんですが、今年は雪が降ったら上野東照宮ぼたん苑に行こうと思っていた。
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寒そう


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梅も咲いてたよ



静かにきれいに降る雪だった



雪と牡丹を撮りたかったので……というのは私の著作二作目に関係しているのでこれは作者として行っておかねばならないねと果敢に出かけた。綺麗だったな~本格的なカメラを携えている人もけっこういて、私はそのなかでアクスタでもぬいでもなく文庫本をコートからささっと取り出し牡丹と一緒に写真を撮っていたのでした。これも推し活なのか……?

かわいい

前日、友人となにげない連絡を取り合っていて明日は上野に行こうと思うと宣言したら、流れで一緒に美術館に行くことになった。印象派展。友人は美術館にけっこう行く人で、「は~本当は蘊蓄おじさんみたいだから嫌なんだけど」と言いながらたくさんの蘊蓄を披露してくれて勉強になった。
印象派展とは別に常設展もまわり、絵画のひとつにシャボン玉で遊ぶ少女があって、何百年も前からシャボン玉で楽しむ人間がいて今もなお娯楽のひとつとしてあるというのは、シャボン玉としても光栄だろうねという話をしたのが印象深い。人間ってどれだけの年月をかけてもシャボン玉好きだよね。

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地獄の門かっこいい。友人と地獄の門の前で撮るポーズって何が正解?という話になったが答えは出ず。両腕をひらいた友人は、「僕の家へようこそ!」みたいなポーズになっていた。地獄の門が玄関の自宅、嫌すぎるだろ。



小説の初稿ができあがってたんとうさんに送った。まだ先ですがそのうちなんか発表できると思います。この初稿を送る瞬間がいちばん緊張する。いちおう私は今小説を書いてお金をもらえる立場にいて、それをプロというのならプロで、しかしだからといって素晴らしい作品がぽんぽんとできあがるわけでもなく(できあがったほうがいいとはおもうよ)、がっかりさせてしまったらどうしよう……と思う。でもがっかりしたなら正直にそう言ってもらってかまわないです。いやがっかりしたと直接的にはさすがに言わないかもしれませんが、いつも真摯に意見をくださるので助かります。そういえば、担当さんと書くよりたんとうさんと書いたほうが、なんかかわいらしいかんじがして好きです。

 

選挙があった。小選挙区、比例代表、どちらも私が投票した候補は当選しなかった。結果に落ち込み、ただこう、ぎゃーんとそれを不特定多数が見る場で絶望すると、当選した議員に投票した人の気持ちを蔑ろにすることにもつながる気がする。怒りを持つことは大切だけど、その党に投票した人を馬鹿にしたり間違っていると極端に断罪するような空気になるのは苦手だ。
最近は、自分の友人と少しずつ政治の話ができるようになってきた。相手が自分とは違う政党を応援していたとしても、どうしてそう思うのかとかそれは違うと思うとかいうことが会話のひとつになってきた。小さなことかもしれないけど、そういう会話を自分の身近な人たちとから行っていきたい。

月に一回歯医者に行っている。おそうじをもっと頑張ってくださいと言われている。がんばったので、よくなってきていますよ!と褒められた。歯医者さんに褒められるのうれしい~。
その歯医者さんの方針なのか私が子どもっぽいのかわからないが、「ぶくぶくうがいしてくださいね~」とか「バイキンさんがつきますからね~」とか言われる。最新の言葉は「歯茎ツンツンしてチェックしますよ~」だった。
あと歯医者さんってオルゴールが流れているイメージがありますが、私が通っているところはガンガンJ-POPが流れていて助かる。オルゴールだと「歯医者だ~(@_@。)」という気持ちになる。

 

5月の文フリ東京に出ます!今回もツンドラ葡萄としての出店です。たのしみだな~。
前回好評いただいた架空文通の新刊を現在つくっています、これはいつ言おうかな~本当は今すぐにでも言いたいぜ~というかんじなのですが、架空文通新刊にはなんとゲストをおふたりお招きしています。初ゲストだ!ぜひ楽しみにしていてください。

あと私も個人でエッセイをつくって持っていく予定です。なんとこちらにもゲストがいます。わ~~~~~~~!ちゃんとつくれますように~~~!
サプライズするのが苦手なんですが、というのも私はサプライズまでの期間が待ちきれず、一刻も早く聞いて聞いて!見て見て!という気持ちになってしまうからです。

いやべつに私たちの本なのだからいつ言ったっていいのだろうし自由に匂わせたっていいのですが、なんか謎にタイミングを見計らっています。

 

映画「クイーンダム/誕生」を観た。吉祥寺のアップリンクで、水上文さんのトークショーつきでした、とてもよかったです。

ellesfilms.jp

ロシアで生まれたクィアのアーティスト、ジェナのドキュメンタリー。とても強さを感じる圧巻なパフォーマンスでした。一方でジェナ個人が見せる弱い部分、それは他者からの無理解や差別といったものからにじみ出る部分も描かれていて、クィアであるから受けた迫害であったのかもしれないけれど、本質的な恐怖や孤独は大勢の人間が感じるものと同じであると思います。終盤、ジェナがパリに亡命し、そこで生活することを「人間になれたみたいだった」と言っていたのがとても印象に残っています。

自分を説明するときに便利ならば、ある程度のカテゴライズされた言葉は必要かもしれないけど、そもそもの人間性で他者とつきあっていきたいと思うし、マイノリティだからといってマジョリティと同じ権利を持てないのは、やっぱり私は許せないと感じる。