ビッグサイトで開催された文学フリマ東京から一夜明け、わたしはまだ夢をみている気持ちです。
はじめての本作り、はじめての出店、はじめてお会いするひとたち、久しぶりに会えたひとたち。なにもかもが楽しかったです。
出店準備のため11時少し前に駅で関さんと待ち合わせ、すでにたくさんのひとが集まっていました。
前日、そして朝早くから会場の準備をしてくださった方々がいるということに頭があがりません、私もいつか準備を手伝いたい!
関さんは紫の差し色が入った服を着ていて、朝待ち合わせたときに「紫色の服着てきました!」「あ!ほんとですね!」と話したのですが、(ツンドラ「葡萄」の色か~~!)とあとから気づく私ですみません本当に…。
「あ!ほんとですね!」ってマジでその言葉通りの「あ!ほんとですね!」でした。
そしてそんな私は青いワンピースを着ていったのですが、「表紙の色と合わせたんですね!」と言ってもらってはじめて「あっほんとだ…」と気づきました(イメージカラー的なものに無頓着すぎる)。
12時の開場と同時に「ここだけは絶対に買うのだ」と決めていたところだけ先に買い物行かせてもらい、ご挨拶したかった方にも挨拶ができ、ありがとうございました。
買った本、すべて大切に読みます!
ブースに戻ってからはたくさんの方が立ち寄ってくださいました(本当に想像以上に来てくださり、ずっとありがたい気持ちでいっぱいでした)。
取り置きの連絡をしてくださっていた方もありがとうございました。
無事にみなさまに手渡せてよかったです。
「みずもかえでも」を読んだ方も来てくださっていて、実際にサインをするのは関さんなのに、なぜか私が「サインしますか!?」と出しゃばるなどしていました(マネージャー?)
関さんの作品が褒められるたび、ウンウンウンウン!とにこにこしていた私は、後方彼氏面どころか隣で恋人面でしたね完全に…。
あとうれしかったのは、会場の試し読みコーナーに一冊見本誌を置いていたのですが、そこで読んでブースに来てくださった方がいました!!!
通りかかったときにお品書きのポスターを見てサンプルを手に取ってくださったり…
デザインもすごく素敵な本になったので、本当にうれしく思います!
そしてやっぱりいつもは文字のやりとりだけのフォロワーさんたちと直接お会いできたのが、なにより嬉しかったです。
私はだれかの文章を読むと「いまこのひとと会っているなあ」と感じるし、文字のやりとりだけであってもじゅうぶん仲良くなれると思うんですが、どうして相手の姿を見ると、あんなにうれしくなるんでしょう。
この文章あたたかみがあるなとか、文体に性格が出ているなとか感じることは多くて、文章ってそのひと自身なのかもと思うんですが、なんかやっぱり表情とか声とかそのひと自身の雰囲気とか、直接ふれて知ることってやっぱりあるんですね。あたりまえだけど。
や、べつに小難しいこと言いたいんじゃないんだよな。ただ単純に会いたいな!って思っているひとに会えてうれしかったんです。
そしておかげさまで新刊「うみかぜひかり」は完売、無料配布用につくった掌編も在庫がゼロになりました。
買ってくださった方、興味をもってくださった方、本番前から宣伝に協力してくださった方々、本当にありがとうございました。
私たちの作品で、少しでも楽しい時間をすごしていただけたらそれ以上のことはないと思います。
あと私はテンションがぶちあがると声が異様に大きくなってしまうのですが、「こいつうるせえな」と感じた方いましたら本当にすみません。
テンションぶちあがって無意識のうちにもし失礼なことを言っていたら本当にすみません……。
言い訳するとテンションがぶちあがってたんです……。
そして撤収後は打ち上げ!
急なお誘いでしたがフォロワーさん何人かに声をかけさせてもらい、なにやらおいしいピザなどを食べました。
はじめまして同士の方もいましたが、ぜんぜん初めまして感がない、いつまでもしゃべり続けることができそうな会で、ちょっと意味わからないくらい楽しい時間でした。
みなさん読書好きという前提がありますが、そのなかでも最強の共通点は「佐原ひかり」……!
6人全員、佐原ひかりさんのトークイベントに行ったことがあるので、イベント時のそれぞれの様子を裏話てきな感じでお聞きできるのめちゃ楽しかったです!
あと本を読み始めたきっかけに「かっこつけたかった」という理由がわりと挙げられていておもしろかったです。私もです。きっかけなんて、なんでもいいよね。
昨日教えてもらった本もたくさんあったので、またゆっくり読んでみます!(惜しむらくは写真を撮り忘れたことです……)
みなさま本当にありがとうございました!
増刷して次は年明け1/19に文フリ京都に出店します!!!&5月の文学フリマ東京40にも申し込み済みです!!!
最後に無料で配った私の掌編をのせておきます!(うみかぜひかりの内容とは関係ないです)
京都では新しく書くね!(書きましょうね!)