有給ふつかめ、休みといっても平日はちゃんといつもどおりに起きておかないと、いざ次に仕事がはじまったときやばいので、ぜったいぜったい七時までには起きますの決意。
新潮の最新号が話題ですが、いまは4月号を読んでいる。(話題なのは6月号。120周年記念大特号!)
4月号は朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」が掲載されており、次こそくるか芥川賞候補…!前回も前々回も前々々も候補にならず、ずーっと「なんで!!!???」という気持ちなんですが、なんかもうこうなったら候補にならず伝説にもなってほしいよ、芥川賞以外の賞を総なめしてほしいという気持ちもあります。
サンショウウオの四十九日/朝比奈秋(新潮5月号)#読了
— 村崎 (@mrskntk3511) 2024年5月13日
結合双生児としてうまれた杏と瞬。体は一つ、脳は共有、〈私〉〈わたし〉の視点の移り変わりが自然で混乱せず読めた。体=意識ではなく、体と意識が独立しているという思考が興味深く、ここんとこもっと長編で読みたかったと思うのは我儘ですか pic.twitter.com/6OcbTGBLeq
貯金箱/今村夏子(新潮5月号)#読了
— 村崎 (@mrskntk3511) 2024年5月14日
夫婦と子ひとりのあまり裕福ではない家族が貯金をする話。子供連れの母親に突然メモを渡してくる謎のおじさん、メモには「早ね 早おき お水をのむ」という格言と五百円玉が包まれている。その五百円を集めてハワイ旅行の目標を立て、→ pic.twitter.com/C7yxf90jCb
あと今村夏子さんの「貯金箱」もよかったよ!
昼から映画を見に行った。私は映画館に行くほど映画に熱心な気持ちを持っていないけれど、アップリンクはなんだかすごく行きたくなってしまう、映画が見たいというかもはやアップリンク行きたい、アップリンクで人形浄瑠璃とかやってても見にいくと思います。
そして今回見たのが「ミツバチのささやき」。
全体的に台詞少なく、けれど台詞がなくても伝えられるものがあり、やっぱ映像って強いなと……(演技や演出などがあり、ただ映像があればというわけではもちろんないと思いますが)。
しかし台詞が少ないので私途中、ちょっと寝てた……。フィルマークスで感想検索したら同じように寝てしまったという言葉があり安心。
そういえば最近、台詞がほとんどない別の映画も見ました。
エヴォリューション、これは不気味でグロテスクで怖かった。ずっと、ぞわぞわと嫌な気持ちにさせられ、やっぱりエンディングでちょっと寝た。映画鑑賞向いていない。
映画終わってからはコーヒーを飲みにアール座読書館!
ここは素敵なカフェだよ、(ぜんぜん数知らないけど)都内でいちばん好きなカフェ、喫茶店?(どう使い分ければいいんだろう?)
読書館という名のとおりブックカフェでお店に蔵書もあるし自分で持ち込んでもOK、植物やアクアリウムがひろがる素敵空間で、私語厳禁。思い切り読書に浸れる場所なのです。店員さんもつねにひそひそ小声で注文とってくれる。高円寺にあるので機会があったらぜひ訪れてみてほしいです!!
お手紙セットというメニューがあったのでそれを注文。羽根ペンやガラスペン、インクの貸し出しがあり、席でお手紙が書けるという。ガラスペンをつかって書いてみました。手紙を書き終わってからはゆっくりと皆川博子さんの「風配図」を読みすすめる。なんという午後だろう……!
運動不足が怖いため、帰りは二駅分歩く。ああ明日もやすみ、どうしようね、こんなに余裕のある気持ちで。