今日もめくるめかない日

吉祥寺に行った

 9時起床。今日は朝から快晴。とくに予定はなかったけれど、Twitter見てたらフォロワーさんが「コーヒーとノンフィクションの古本市」(@吉祥寺)の情報をつぶやいていて、なんだか楽しそうだったので出かけることにした。
 ちなみにいつまでTwitterと呼ぶのかって? 死ぬまで呼びます。嘘です。大衆に負けますわたしは。

 

 最近小説よりもエッセイを読むことが多くて、行ってみると気になる本が多くてそわそわ。コーヒーを無料でいただけたのですがそれもおいしかった!わたしは基本ブラックで飲まず、コーヒー飲もうと思ってもコーヒーというかカフェオレとか甘いのを頼む傾向にあるし、コーヒーにしてもミルク砂糖を多く入れがちなので、砂糖やミルクがついていないコーヒーをもらったときちょっと不安だったんだけれども(でも真っ黒じゃなくて香ばしい茶色だった)、苦みほんのりでなんだかほっとする味、あれはなんていうコーヒー?

 フォロワーさんともおしゃべりできてよかったな、そのフォロワーさんとは出会ってわりと長いのだけど直接お会いしたことはいままでなくて、文フリなど挨拶できるタイミングがありそう…なことはあったのにできていなかったので今日とつぜんだったけど出かけてよかったなって思いました。
 吉祥寺に行ってくると夫に伝えたら俺も行こうと行ってきて、それはいいんだけれども、わたしフォロワーに会うから、はじめて会う人だから、なんというかちょっとそういうの見られるの恥ずかしいからマジで吉祥寺ついたら別行動してと頼んだらあんまり納得いってなさそうだったけど別行動してくれた。ふう。だってわたしはネットのなかでは村崎という存在になっているので、こう、村崎さんと呼ばれる可能性のある場に夫を連れていきたくないというか、ネットのなかのわたしはあなたが知るわたしではないから気恥ずかしいような、そういう。夫はわたしが小説を書いていることも村崎と名乗っていることも知っているけど(ただTwitterの村崎は夫のアカウントをブロックしている)、そしてべつにこちらを馬鹿にしたりとかももちろんしないとわかっているけれど、でもだからこそというか、そのへんの塩梅はなんだか割り切れないものがあるよね(でも本のある空間をもっと摂取しろ!という気持ちも抱いているので、最後は結局呼んだ)。

 

 そして買ったのがこの四冊。

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 遺書というのは本人が遺したものがそのまま掲載されているのですが、遺族の方が許可しているといっても、本人的にはこんなふうに本になることはさすがに想定していなかったと思うし、エンタメ的に消費するものでもないし、でもわたしは「あ、気になるな」という思いで手に取ってしまって、それは冒涜になってしまうのかもしれないということを考えながらも、読みたい気持ちが勝ってしまった。

 

 3月末はいろんな新人賞のしめきりがあるので、私も一本書いて応募したいと思っています。今日と明日でたくさん書こうと意気込んで、少しは進んだけれど「たくさん」には遠く及ばず、月末に間に合うのか正直不安。でもいまきっと頑張っている人が数千人いるよね(各賞の応募総数をみるとたいてい1000を超えている)、そう思ったら今夜はもう少しがんばろうという気になるよ。