今日もめくるめかない日

あさ、眼をさますときの気持

 今朝は疲れがあまりにもたまっているせいか、ぜんぜん起きることができなかった。いや、目はさめているのだけど(5分おきのアラームスヌーズ地獄なので)、まったく起き上がる気がおきなかった。いつも起き上がって顔を洗う時間になってもパンを食べる時間になっても化粧を終えている時間になっても、わたしは布団のなかにいた。刻々と時間が過ぎていくのを眺めながら起きないとな、ああ起きないとな……と思いはするけど身体がまったくその気持ちについてきてくれないあの感覚、みなさんも身に覚えがありますか。「あさ、眼をさますときの気持は、面白い。」と太宰治は女生徒で書いていましたが、はっきり言います。面白くもなんともない。まだ起きたくない、この気持ちしかない。わたしはどうやら哀しい大人になっちまったようです……。

 そしてわたしは躾けられた社会人、しっかり遅刻しない時間に起きて(というか普段は執筆時間つくりたくて少し早めに起きているのだ)、準備をちゃんとした。そしたら会社の上長から発熱のため休むので業務引き継いでほしいと連絡がきてハワワ……昨日から部署内のトップ2が体調不良で休んでいて、ほんと、まじで、社員旅行……(怒)。

 月曜日から木曜日まで通常通り働き、金曜日の早朝に旅行に出発、へろへろと家に帰ってきた翌日からまたぶっとおしで働いていて、やっと今日が金曜日、ああやっと、今日を乗り越えれば休み!最後の力を振り絞ってみせると思っていたところに上長から休みの連絡が届き、わたし、いったいどうなっちゃうの~~~~~~!?という状態ですいま(いま朝)。続く。

 

 ワァ……と半泣き状態で出社したら予想していたよりも忙殺されず、なんかなんとかなった。普段頼りにしている人がいなくなったときの、みんなでなんとかするしかないという空気、そこはかとなく漂う思いやり、なんかこういうときって無性に人に優しくしたい、いや普段から優しくしろやという話なんですけど。ストレスがね、たまっているとどうしても余裕がなくなってしまうよね、でも本当に思いやりがあってこそ、これで仕事のしやすさは変わるもんね。とはいっても不利益ばかり生み出す人にもつねに優しくいられるのかと訊かれたら、うんとは言えないのですが。

 

 まあとにかくね、なんとか乗り切った一週間、いや二週間。やっと明日は休み、とてもうれしい、今日は朝からラーメンを食べに行こうと決めていた。雨が降っているけど気にしない、むしろ好きなだけ降ったらいい!わたしはラーメンを食べる!みなさん今日もおつかれさま!

 

おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?(女生徒)

 あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? 家系ラーメン屋です!