今日もめくるめかない日

シャンプー高いよね

 10時起床。昨晩は大変酔っ払っており、それでも日記を書かねばという意思だけはあったもよう。

 

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 それにしてもアルコールが入るとなぜあんなにも人恋しくなるのか、無性にだれかと話したくなるあの感じ、帰り道の心許なさ……。

 

 そして起きたら身体だるすぎ頭痛もするわ喉も干からびてるわで、本当毎度飲みすぎないようにしようといううっすい決意をしてなんとか起き上がり、日用品などなどを買いに出かけた。最近はシャンプーもコンディショナーもいろんな種類が出てますけれども、詰め替え用にしても高すぎる。パッケージを見てもなんだか髪がするするになりそうな気配はするけれど、そこまで高くしなくていいのよ……尻込みしていたらパンテーンがシャンプー、コンディショナー、トリートメントの三点セットで500円くらいだった。な、なぜ逆にそんな安くできるの。中学生のころ使っていたのを懐かしみながら久しぶりに買ってみた。

 

 この週末で新しい小説を書きはじめた。本当は2月にちょこちょこ書き進めていたのだけれど、全然おもしろくないもう嫌!と思っていちから書き直し。3月末までに80枚くらいを目標。いま13枚。いけるのか、わからない。

 

 夜、光る君へを視聴。展開つらすぎてマヂ無理。。。。状態なのですが。男であればよかったという父の言葉を、ここにきて「私もそう思います」と返す脚本の妙よ……。今までは「むきー!女であるだけでなぜこんなこと言われなきゃいけないんだ!」的な純粋な悔しさや怒りやもやもやしたものがあったと思うんですけど、今回「私も思う」と言わせるのはあまりにも説得力がありすぎ。まひろの「世を正したい」の決意の強さ伝わってきすぎ、光る君へ、あまりにおもしろい。ああ直秀……。直秀は最期に何を思ったの……やっぱり貴族は敵だと思いながら、憎しみを持ちながら、でもきっとまひろと道長のことを思い出したよね……。ああ直秀………。

金曜日

 7時起床。朝方、地震でけっこう揺れたね、揺れている時間も長く、あ、怖い、と思ったのにそのまま二度寝をふつうにしてしまう自分の呑気さというか鈍感さというものに危機感を抱く。大きな地震があったとき、わたしはちゃんと生きのびられるかわからない。

 

 3月に入った。実は1月1日から今日まで毎日欠かさず書けている日記。朝起きてご飯を食べて、会社に行く前の時間かならずパソコンをひらくことを習慣にしているのです。日記なんて毎日続かないだろうなと毎日思っているけれど、パソコンをひらいてはてなブログの「記事を書く」のページを出すと案外、するんと書けたりするんだよね。って、こういうことを書くととつぜん面倒になって書かなくなる節がある私は天邪鬼。

 

 つい大谷翔平選手の会見をまじまじと見てしまう。必要以上に騒ぐなよとメディアに釘をさす意味での会見でもあったと思うので下品な探りはご法度とわかりつつ、いつもだったら人のプロポーズの言葉とか全然興味ないのに、つい、つい気になってしまう……くだらん質問をするなー!と記者に思いながら、(わ、私もちょっと気になる……)とか思ってしまう……。彼のニュースを前にすると下世話な人間に成り下がってしまう……。とにかく大谷選手、応援するよ…!

 

 今日もすこぶる忙しい一日、もう自分がなにやってんのか全然わからん余裕ないってときに隣の席の男の人が「どうしましょう」と突然言ってきて、なんだなにかやらかしたのかと慄く(その人はやらかし大臣)。ひやひやしていたら「なんか気持ち悪くて…どうしましょう」体調不良を訴えてきただけだった。どうしましょうっていうか、どうするか自分で決めてくれ。結局その人は早退していった。

 

 毎朝同じ駅から乗って同じ駅で降りる人がいるのだけど、今日の帰りの駅で偶然その人を見かけて、おおこんな時間までお互いご苦労様だね…と心のなかで問いかけた。不思議といつも私がその人の後ろを歩くことが多いので、相手は私のことを知らないと思うけど。それとももしかして私と同じように、あ、あの人、とか認識してくれたりしているのかしらん。

 

 へとへとしながら退社して、LINEを見たら前職のひとからお店予約したよ!というメッセージが届いていた。そうだ私は明日の夜この人たちと飲みに行くんだっと楽しい用事を思い出して少し元気が出る。今日もおつかれさまでした。

 

 

取り沙汰

 6時50分起床(昨日の自分へ 早起き無理だった)。

 

 小鳥書房文学賞というところに日記を送ったら、そのお返事がなんだか丁寧で素敵な感じでそれだけで送ってよかったなあと思った。作品をウェブで応募するときってだいたい応募フォームで自動返信ですが、今回は直接メールという形式で返事があったのは応募から半日後だったので、一通一通手動で返しているんじゃないのかなあ。

 

 そういえば夫が、義母・夫・私の三人での旅行を企てていて、正直なところ全然楽しみじゃない。でも断れずGWあたりに一泊二日で出かけるとのこと。義母のことはすごく苦手とか嫌いとかはないけど、得意ではなく、大好きというレベルになるほどでもなく……。でもつまらない顔はできないし楽しまなくてはという義務的な思いで旅行に行かなくてはという憂鬱な感じ。行ったら行ったで楽しめることもあるとは思うのですけど。ちょっと憂鬱。

 

 職場の最寄駅のデイリーヤマザキが明日リニューアルオープンらしく、改札前でお店の人がチラシを配っていた。私には商売のことなどわかりませんが、駅内にあるコンビニって行くか行かないか迷うものでもないというか、チラシをもらったからといって行く行かないの決め手にはならない気がするのだけれど、そんなことを思うのは野暮なのかしら。と考えながら職場に向かっていたら駅から歩いて5分くらいのところでも別の人がまたデイリーヤマザキのリニューアルオープンチラシを配っていて、商売熱心すぎる。

 

 夕方、月末で馬鹿みたいに忙しい時間のなかで大谷翔平選手の結婚のニュースが飛び交って、そんなことをしている場合ではないのについ検索してしまったり、大谷翔平の妻ってどんな気持ちなんだろう……とかそんな下世話なことを話したりして、でもたぶん「私大谷翔平の妻よウフフ」とか思わない下心とかないんだろうなあ。普段芸能人の恋愛事情とか興味を示さないしぜんぜん野球とか見ないのになんかいろいろ想像してしまって、やっぱり大谷翔平という人はすごいなあ、そのうち世界の命運を任されてしまうんじゃないかと心配になるくらい彼はすごくヒーローだ。プレッシャーとかいったいどんなもんなんだろ、気軽に失敗してもいいはずなのに、些細なことでも取り沙汰されそう、でも彼にとって小さな取り沙汰なんて取るに足らないものだったりするんだろうか、とか精神力がすごそうだな、とかそんなことを考えてみたりしながら残業を乗り切る。デコピンとのショットにこっそり癒されたりもしている。

 

 今日で2月も終わり。今月読んだ本。

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父は愉快

 6時半起床。今朝は無事に早く起きることができいい気分。早起きするとすごく偉いなあと思うし、ゆっくりできるし、いいことばかりだよ。だから明日も早く起きてみようね。

 

 妹の誕生日。なにをするわけでもないけどLINEでお祝いメッセージ。うちの家族はたぶん世間一般的に仲がいいほうと言えると思うのですが、家族のグループラインがなぜか3つも存在している。父、母、妹、私の四人の通常グループ、母、妹、私の女だけグループ、乳、母、妹、私、それと妹の息子(孫)がスマホを買ったので新しくできたグループ、さらに父と母でふたりのグループも作っているらしい。そしてだれよりも早くグループ内で妹におめでとうを言っていたのは父だった。

 父はちょっと愉快な人で、私が小学生のころ、「禿げる恐怖からの解放」を掲げ突然スキンヘッドにした。学校から帰ってきたら父の頭がつるんつるんになっていた衝撃といったら。今はもうとっくに見慣れて(スキンヘッド歴20年以上…?)、髪があるころの写真を見たりすると逆に誰?となる。恰幅もよいので、昔は友達とかに「えっ、お父さんって、ヤの人なの…?」と本気で言われたことも何回もあった。

 けれどそういった職業とは無縁な人であり、しまむらマイメロの服を買ってくるおちゃめな一面もある。でもVシネマが好きらしい。

 そんな父が昔発見した私たち家族の誕生日にちなむ不思議、四人の誕生月と日をそれぞれ足すと連続する数字になる!ということ。今日だったら2+28=30ですが、足して27,28,29,30になるんですよ。私はちなみに8月20日
 まあ当然ただの偶然なんですが、これを発見したときの父は世紀の発見というくらいにテンションぶちあがっていて、「おれたちには…なにかある!ほかの家とはなんか違う!」と自分たち家族のことを誇りに思っているらしいのだった。

 

 昼、光る君へを見ている人と話が盛り上がってよかった。気持ちが少女漫画になりすぎて、勝手に相手の人が学生の頃の恋人と結婚してもう18年一緒にいるという勘違いをしていた(一体なぜ)。本当は10年で、べつに同級生とかでもない。でも10年。長いよね。私は結婚してどれくらいですかと聞かれると、いつも4年?いや5年…?とあやふやな感じでしか答えられない。たまに入籍した日も忘れる。

 

 昨日に引き続き風が強い、天気予報では夜には落ち着くとのことだったけれどちっとも落ち着いていなかった。

かしこまりましたれの優しさ

 7時10分起床。今日は絶対に6時半に起きようと思っていたのにこの体たらく。絶対など本当に信用できない気持ちのひとつですね。

 

 さてなぜ早起きしようと思っていたかというと、小鳥書房文学賞というのに出そうと思っていたのですよ。

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 テーマが日記、昨年からいそいそ書いている日記がせっかくあるのだからちょっと文章を整えて出してみようかなと。でもこの賞の存在を知ってからの日記はなんだか作為的というか、うまく書こうとしてしまっている気がして(うまい日記ってなに?)、この存在を知らなかったときのわたしが書いた9月ごろの日記を掘り起こしているのでした。それにしても日記で受賞とか落選とかするというのはいったいどういう気持ちになるのだろう。選ばれなかったらああやっぱり私の毎日はつまらんもので、そのつまらんものをおもしろく書く才能もないんだな…とか落ち込んじゃうんだろうか。はっ、まだ出してすらいないものの未来を無駄に憂えるのはやめよう。

 

 そういえば明日は妹の誕生日。とくにうるう年のとし生まれたというわけではないのでふつうの(?)2月28日生まれなんですが、妹が誕生日でと言うと、けっこうな確率で29日じゃなくてよかったね/惜しかったね的なことを言われてきた。や、妹の話だしそもそもうるう年じゃないのですが、人々にとってのうるう年の存在感。

  

 今日は風があまりに強くてびびった。職場付近は高いビルが乱立しているからかビル風でさらに、なんかもう大げさではなく前に進めぬといった強風。油断したら吹っ飛ばされそうな風で、ていうかジャンプとかしたらふつうに飛べそうだった。これ鳥とかどうやって空中で踏ん張ってんのと生物の不思議。

 

 休憩中、ユリイカの奇書の世界を読んでいたら何読んでるんですかと無邪気に近くの人が質問してくれて、これ…と表紙を見せたら、「あ、ほう、ほうん……」と言葉にならない返事だけして自分の机に返っていった。

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 なかなかまあ、なんというか、予想できないセレクトだったよね。知らない怪しげな本ばかり出てくるのでけっこう楽しい。

 

 社内での連絡は基本チャットワークをつかっているのですが、今日「かしこまりましたれ」という返事をくれた人がいて、!を打とうとすると「れ」になってしまうよね、急いでいるときとかとくに。すごくわかる。れは!にもみえるよ。ただ一文字のれが、こういうときすごく気持ちをやわらかくしてくれる、ときに誤字はやさしい。

 

迷惑メールの内容あれこれ

 7時起床。

 

 毎朝パソコンを立ち上げて日記のはじまりを書くというのを平日の日課にしているのですが、今朝はパソコンの起動がなんだかやたら遅くて昨日からの自分のやる気のなさに思い切り比例しているようなのろまさで、デジタルにも持ち主の性質がうつったりするんだろうかと思いながら、動きたくなさそうなものを無理に動かすのも忍びなく、これはいまスマートフォンでぽちぽち打っています。スマートフォンはいつでも調子がよさそうだね、おまえは休みたいとか思わんの。

 

 部屋から見る外は晴れていたので少し油断していたら風がすこぶる冷たくて、ぜんぜんまだまだ冬の空気だね。

 

 たまに思い出したとき迷惑メールの整理をするけれど、まあだいたい同じ。写真見せてとか会える?とか同級生を騙ったメッセージとか、1億円振り込みますとか、あれって生身の人間がひとつひとつ考えて打ってんのかな(ある程度のフォーマットはあるのだろうけど)、最近はAIが詐欺メールを考えたりするとかも聞き齧ったことがあるけど、今日ひとつひとつどんなものが見ていたら、〇〇様より振込がありました確認URLはこちら的な怪しげなサイトに誘導するメッセージの下に長々とカレーのレシピが載っていた。カレーをおいしくする秘訣はみりんとのこと、あとはタバスコをちょい足ししてもいいとのこと。あの手この手でこちらの興味をひこうとしているんだろうけど、カレーって。

 

 あとmixiを騙るフィッシング詐欺っぽいメールも届いていてどきりとした。届いたメールアカウントはmixiに登録していたとき存在していないアドレスだったはずなので、紛うことなき詐欺なんだけれども、もしかしたらはるか昔の私の闇のアカウントかもしれない…と思うとついクリックしそうに…(思いとどまった)。

 詐欺メールなんかに引っかかるかいと思いつつ、ときどきそんなふうに、おや、と思わせる文面を送ってくるのだから油断なりませんね、何通も送りまくっている人らはもっとその文才を発揮できる場所があると私は思うわけですよ。