今日もめくるめかない日

かしこまりましたれの優しさ

 7時10分起床。今日は絶対に6時半に起きようと思っていたのにこの体たらく。絶対など本当に信用できない気持ちのひとつですね。

 

 さてなぜ早起きしようと思っていたかというと、小鳥書房文学賞というのに出そうと思っていたのですよ。

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 テーマが日記、昨年からいそいそ書いている日記がせっかくあるのだからちょっと文章を整えて出してみようかなと。でもこの賞の存在を知ってからの日記はなんだか作為的というか、うまく書こうとしてしまっている気がして(うまい日記ってなに?)、この存在を知らなかったときのわたしが書いた9月ごろの日記を掘り起こしているのでした。それにしても日記で受賞とか落選とかするというのはいったいどういう気持ちになるのだろう。選ばれなかったらああやっぱり私の毎日はつまらんもので、そのつまらんものをおもしろく書く才能もないんだな…とか落ち込んじゃうんだろうか。はっ、まだ出してすらいないものの未来を無駄に憂えるのはやめよう。

 

 そういえば明日は妹の誕生日。とくにうるう年のとし生まれたというわけではないのでふつうの(?)2月28日生まれなんですが、妹が誕生日でと言うと、けっこうな確率で29日じゃなくてよかったね/惜しかったね的なことを言われてきた。や、妹の話だしそもそもうるう年じゃないのですが、人々にとってのうるう年の存在感。

  

 今日は風があまりに強くてびびった。職場付近は高いビルが乱立しているからかビル風でさらに、なんかもう大げさではなく前に進めぬといった強風。油断したら吹っ飛ばされそうな風で、ていうかジャンプとかしたらふつうに飛べそうだった。これ鳥とかどうやって空中で踏ん張ってんのと生物の不思議。

 

 休憩中、ユリイカの奇書の世界を読んでいたら何読んでるんですかと無邪気に近くの人が質問してくれて、これ…と表紙を見せたら、「あ、ほう、ほうん……」と言葉にならない返事だけして自分の机に返っていった。

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 なかなかまあ、なんというか、予想できないセレクトだったよね。知らない怪しげな本ばかり出てくるのでけっこう楽しい。

 

 社内での連絡は基本チャットワークをつかっているのですが、今日「かしこまりましたれ」という返事をくれた人がいて、!を打とうとすると「れ」になってしまうよね、急いでいるときとかとくに。すごくわかる。れは!にもみえるよ。ただ一文字のれが、こういうときすごく気持ちをやわらかくしてくれる、ときに誤字はやさしい。