今日もめくるめかない日

アラームは6:15にかけている

 アラームは6:15にかけているのに、布団から出るのはだいたいいつも6:50くらいになってしまう。この時間にのそのそ起き上がってもじゅうぶん間に合うことを知っているから、身体が言うこと聞かないのだと思う。ほんとうはもっと早くしゃっきり起きてコーヒーとか飲んだりするていねいな朝を過ごしてみたい気持ちもあるけれど、布団のなかでスヌーズを何度も止めながら微睡む時間が、最後の抵抗というかんじで癖づいてしまっている。

 

 今日は朝から晴れていた。8月が終わると急に空の色がうすくなるのが不思議だ。運動会の朝みたいな天気だった。

 

 駅までの道中に、特徴的なTシャツを着ている人がふたりいた。どちらも陰陽師の印?みたいなものが背中にプリントアウトされていて、べつべつの場所で見かけたのだけど、ニッチな紋様を連続で見たことはちょっとしたラッキーだったね。

 

 電車が少し遅れていた。こういうことを見越して私はなんでもかんでも早めに家を出る。待ち合わせ時刻より早めに到着する電車を調べてなお、さらにその電車の2本前の電車に乗ったりする。これは真面目とかそういうのではなく、ただたんに遅れて登場したくないだけで、遅刻はなんだかいやな注目を浴びる気がするからそれがとにかくいや、会社では遅延証明書てきなものを出さなくてはいけなくてそれもいや、遅刻しますと連絡するのもいや。結局いつも乗る電車より5分はやい電車に乗れたので(ダイヤ的には遅れてる電車)、到着したのもいつもより5分はやかった。

 

 昼に地震があった。長くゆれて、いっしゅん業務が止まったけれど、結局そのあとは忙しくしてどこが震源地だったのかを確認していない。こういう意識の低さはかなりいけないと思いつつも仕事を優先してしまう自分がかなしいよね。

 

 昨日会社の人にアンソーシャルディスタンスを貸したので、わたしも久しぶりに蛇にピアスを読んだ。まわりの人が仕事の話をするなかで、セックスだSMだチンコだマンコだと出てくる話を読んでいるのはスリルと背徳感があり、ちょっとよかった。

 もしも今「なに読んでるんですか」と軽い調子で問われたとき、こういうものをねとひらいているページを見せたらどんな反応されるんだろうと考えるのもおかしみがある。となりの席の人が入金がどうのこうの言っているときには、こんな文を読んでいた。

 シバさんは私のうなじに手を当てた。軽く微笑んで頷くと、シバさんはニッコリして「死姦してもいい?」と聞いた。

 死姦て。

 

 帰りの電車で「蛇にピアス」を読み終わった。くるしくなる。最後に読んだのは何歳のときだったか思い出せないけど、いつも同じようにくるしくなる気がする。

 

 帰ったらマツコの知らない世界でプリクラの世界がはじまっていた!先週から楽しみにしてた。プリクラ撮りたい、初プリとかなかこよ〜とか落書きしたい。

 

f:id:mrsk_ntk:20230905211420j:image

秋めいてきたね。