九月は小説をあまり読めなかったので、時間に余裕が出てきたこのタイミングで下半期の文芸誌を読みはじめています。今読んでいるのはこのあたり。すばるがいつもより分厚くて豪華。
今月は短編を3作応募できそうで、とりあえず目標達成できてほっとしています、なんにせよ送ることが第一歩。作品を読んでもらったりすると、これは昔からそうなんですが、漢字をひらくことが多いですねとよく言われる。そう、私はひらく・とじるでいえば断然ひらく派。よくひらいているのはこのあたり。
・ひとり/ふたり（三人からは閉じてる）
・さびしい/さみしい
・きみ/あなた
・はじめて/はじめる
・とつぜん
・いやみ
・こたえる
・いま
・ぜんぶ/すべて
・ぜんぜん
・なに
・すこし
・うしろ
もちろん漢字をつかうときのほうが文体がきゅっと引き締まるというか、ぴしっとなる感じがあるので、文脈とか雰囲気とか考えてときどきで表記は変えてますが、迷ったら私はだいたいひらいている。でもこの表記で迷うのは、たとえば「あと」（後）とかもたいていひらくんですけど、「後にも先にも」とか出したいとき。「あと」はひらいているのに「先」は閉じると、なんというかバランスわるい。あと「良い悪い」とか。よい、もわるい、もどちらかといえばひらいているけど「良い悪い」に限っては漢字のほうが意味は伝わりやすいよな～でもそのすこし前の文章で「いい」「よい」とひらいていたりすると、どっちかに合わせるべきなのか～～～？？の葛藤。表記のひらくとじる問題は、文章を書いている人の多くがぶち当たる問題の気がするのですが、みなさまどんなふうに折り合いつけておりますか。あ、「ふう」もけっこうひらくな。
転職活動中の夫、無事に内定をもらえたよう。でももうひとつ希望しているところの最終面接が残っておりそこの結果を待ってからもろもろのことを決めるらしい。ここ一カ月ずっと食事や掃除をやってくれており、「うわっ…私、家のことサボりすぎ…？」と焦ったので今晩はもやしを炒めてラーメンをつくりました。これでなにもしなかった一カ月が清算されると思っている私、完全に家のことは女がやるべきとか考えてしまう古臭い男性臭がします（反省）。
そういえば求人広告を眺めていて、「女性限定」というワードがちょいちょいあったけれど、これが「男性限定」なら間違いなくアウトなのに「女性限定」だと、なんか、なぜかゆるされてる感じ、なんでだろう？ あ、「ゆるす」もわたしひらきますね。
