何度体験しても慣れないもの、それは失恋と落選。口にするのもきついものがありますね。
そんな落選を本日体験して今わたしはとても悲しくて傷ついている。賞にかすりもせず落選することなんて幾度となくあったけれど、今回の落選はわたしにとってはけっこう重くて、それは大好きな賞だからだし、過去に二度最終に残ったこともあるからだろうし、一次は通ると思ってたし、ていうかふつうに受賞すると思ってたし。なんてことだ。
会社のトイレでうっすら泣いて、帰り道でぼろぼろ泣いて、家に帰ってからぐしゃぐしゃと声出して泣いた。いい歳なのに。
なんかの間違いなんじゃないかなって何度も結果が出ているページを見にいってしまった。間違いじゃない。過去に通ったときは嬉しくて違う意味で何度もページを見にいっていたけど。こんなお気持ちをつらつら書いても仕方ないので、なぜ落選がこんなにつらいのかちょっと考えてみる。
やっぱりこう、少しは自信があったから、結果が出ないのは悔しい。挑戦までまた一年と思うと気が遠くなる。あと努力が報われないのってやっぱふつうにきつい。それから書いていく自信が一気にしぼむ。さっき、本当に筆折るか…と思ってもみた。書かなくなったらいろんな情報が入ってくるのはつらいだろうからSNSもブログもやめちゃうだろうな。もともとわたしはすごく努力ができる人間ではないから、書かなくなっても次第にその生活に慣れていくだろうな。
でもこんなに悔しくてこんなに泣くことができるのは今のところ小説だけなんだよ。たとえばいま失恋してもきっとこんなに泣けないし。ということでもういいだろっていうくらい落ち込んできます。ぐだぐだ書いてたらすでにもういいだろって気持ちに少しずつなってきました。ときどき、賞は運も左右するという言葉を聞きますが、わたしは謎にストイックなので、落ちるのはすべて実力のせいだと思ってます（でも通ったときは奇跡か？って思う）。そう、わたしふつうに実力足りてない！！ちょっと調子に乗りすぎていたんだ…。ちゃんと認めます。実力足りてない。それだけです。
書いてたら気持ちの整理ついてきた。少し元気が出てきた気がします。本当は嘘です。こんなすぐ元気出るなら落ち込んでないです。でも落ちたという事実と向き合えそうです。この先何回繰り返していくのでしょうこの苦行。わたし実力ないけど意地はあるからたぶんまだ諦めないです。こわ…。
あと通過した中に知っているお名前たくさんあって、それはとても嬉しいです。もし、もしもですけど、わたしがこんなお気持ち表明するあまり喜びにくい…と思ってしまっている方いたら本当に気にせず喜んでください、わたしが全力で祝います、だって通過したらすごくすごく嬉しいから、つらいことのほうが多いけど、わたしもまた嬉しくなりたいから書きます！！！！！！！！！！！！！！！！
