今日もめくるめかない日

1/17 芥川賞と直木賞発表されたね

 7時起床。

 

 今日は芥川賞直木賞が発表されますね!この文章は朝書いてます。芥川賞は「東京都同情塔」(九段理江)、直木賞は「なれのはて」(加藤シゲアキ)と予想します!読みたいのは「ラウリ・クースクを探して」(宮内悠介)、「ともぐい」(川﨑秋子)買いたい本がいま五冊くらいあるので、今月末まで節約を心がけようと思います。

 

 実は日記を毎日書いてみようと意気込んでいて、1月に入ってから続いてはいるんですけど、こんななんの変哲もない日記をネットに流していったいなんの意味があるんだろうというのはわりと毎日考えます(起床時間とかどうでもいいだろ!?と思う)。
 でもなんか、ネットに公表する日記ってときどきエモいかんじのあるじゃないですか、人生において大切なことをさりげなく気づかせるみたいな、よいこと言っているふうなやつ、私あれが少し苦手で、日記を「つくる」ことはしたくなくて、だからどうしても「なんの意味があるんだこの日記に……」と考えるくらいたいしたものではない日記になっているのだと思うんですけど、日記というのはそもそもだれに読ませるためのものではないのだし、引き続き起床時間とか書いていこう。
 それならそもそも公開しなければいいのでは?とも思うんですけど(公開することによって読むプレッシャーというのもあるのかな…とか考える)、ひとりで手帳に書き続けるというのは私の性格からは到底できないので、やっぱり引き続きここで書いていきます。

 

 そして仕事終わったいま、芥川賞直木賞発表されましたね!!長丁場だったみたいですね……!

 東京都同情塔が受賞!この作品おもしろかったです。ホモ・ミゼラビリス(同情される者=犯罪者)を収容するための施設である東京都同情塔(公称はシンパシータワートーキョー)を建築するマキナの頭の中を描いた作品。現代人がかかえる問題のひとつ「配慮をどこまでして発言すべきか?」「この言葉は差別にならないか?」といった指摘をする校正者がつねにマキナの頭のなかにいるんですけど、多くの人がこの校正者を飼っていると思う。

 東京都同情塔はとっても住み心地がよく快適、犯罪者にすら配慮をし平等を心がける塔。配慮と平等を意識しすぎること、AIが発達することにより問題のない文章が人間の手で作られなくなっていくかもしれないこと、人間の言葉というのがどんどん少なくなっていくであろう未来のなかで、マキナは思考を放棄しないと読み取れるところがよかったです。

 

 直木賞は八月の御所グラウンド、それからともぐい!万城目学さんってまだ直木賞とってなかったんですね……。川﨑秋子さんの作品はいくつか読んでるんですが、めちゃくちゃ文章がお上手で、すごく重厚なんですよ。でも読みづらさはなくてその地域の雰囲気を描くのにおそらく長けているのかな、読んでいると「土地」の感触がするんですよ。芥川賞もいけると思うんですが…わりと長編書くことが多いのかな?

 

 そういえば今日会社で帰り際、また社員旅行があるよと呪言吐かれちゃったので本気で転職事変企てるしかなくなってきた。