「ラ・ジュテ」は30分ほどの映画。静止画とナレーションだけで話が進む不思議な映画だった。実験でタイムトラベルをさせる不気味SF。
「桜桃の味」は金を払うから自殺を手伝ってほしいとひとりの男が町の人間たちに頼みまくる話。話の半分くらい車で移動しているシーンなのでちょっと冗長に感じた。
それから昨日読んだ「私が鳥のときは」の感想を書きました!
感想、書きはじめるとつい長くなってしまうんですけど、実際、感想読む方にとって長いほうがいいんですか、もっと短いほうがいいんですか。世はほら、タイパの時代でもあるし……。でも読んで楽しい感想なら長いほうがむしろ嬉しい(私は)、だから読んで楽しい感想を書けるようになろう!(解決)
午後は佐藤達夫「植物誌」を読んだ。
絶版になっていた本だけど、最近復刊したらしい。季節によってみられる花についてのちょっとしたエッセイとスケッチ。私は花ならアネモネが好きです。あの一度見たら忘れられない造形と鮮やかな色がいいですね。あと梅鉢草というのもはじめて知ったのですが、かたちがきれい。桜よりも梅が好きなので。
気分転換に書いていた短編は結局ぜんぜんおもしろいと思えなくて没にした。没フォルダにはもう何を書こうと思ったのかまったく思い出せない書きかけの文章がたくさん埋もれています。
いまは無理に書くよりも、自分が書きたいと思える気持ちを優先させたいと思う、書きたいと思えるものがぽんぽん浮かぶわけじゃないけれど。急がば回れという言葉もあるしね。
ブログの名前、いっそシンプルにしようと「ゆめゆめ」にしてみる。私ブログを続けるかぎり、ぜったいにブログ名に一生悩まされる……。