今日もめくるめかない日

ネタバレの配慮

 昨日ネタバレについてすこし書いたけれど、ネタバレというのはどこからがそれにあたるんだろうということをときどき考える。たとえばミステリー小説の犯人やトリックを思いっきり言っちゃうとかこのキャラクターが死ぬとか、わざわざ漫画の一コマをスクショして投稿するとかはまあ、完全にアウトだし悪意がある感じがするのでネタバレというより非道な行い……。でもそれを感想として発言するのは、だれにも止められることではないし、感想は自由だし(無断転載はそもそも違法だと思うけど)、たとえば十年前の作品なら多くの人が知っている前提でだれそれが死ぬだれそれが裏切るなんて話は当たり前のように出てくるし、じゃあ作品発表後からある程度時間が経てばネタバレはゆるされるのか、でも何年か経ってからその作品を読む人もいるわけだし、結局配慮ってどこからどこまですればいいんだろう。

 前にネタバレの定義についての投稿をみたことがあるんだけれど、たしかそこには、あらすじに書かれていないことは×、公式の発表がないことは×……みたいなかなり細かいNGが書かれていて、でもそれ守っていたらなんにも言えなくない……?ということを思った。小説や漫画は、仮に公式以上のあらすじを書いたとしても、文章や絵の表現やそこにいきつくまでの過程など、楽しめる要素がたくさんあるだろうし、知ってもなお楽しめる、というのが作品としての理想なのかなあ。

 ネタバレになるからとあらすじが一切なく、抽象的な感情だけ書かれている感想をみても、わたしはあんまり読む気が起きない。感想というのは自分の感情放流したいというのももちろんあるんだけど、読んでほしい、買ってほしいと思うし、公式で出ていないあらすじも、わりと書いてしまっているかもしれない。このあんばいは、けっこう皆さん悩むところだと思うんだけど。

 あとそのネタバレつながりでみつけたツイートですが、原作と解釈不一致というのをみて興味深いなあと思った。作品は読み手に渡った時点でたしかに読み手のものなのかもしれないけど、原作と解釈が違うと思えるくらい、自分の作品になっているんだなあと。それは作者冥利につきるのか、それともあんまり嬉しくないことなのか、もし自分が自分の作品に対してそんなふうに言われたら、ああそこまで作品にのめり込んでくれたんだな、ありがたいなと思う気がする。でも実際、言われたことはないからわからない。

 

 そして今日は朝からうれしいニュースがありました、「ワンルームエンジェル」ドラマ化ですって!うれしくて奇声をあげてしまった。

www.mbs.jp

 原作は漫画ですがみなさまこの作品のよさ知ってる……!!??知って……!!!!過去に感想書いたのですが、これはがっつり※※ネタバレ※※していますゆえ気になる方はぜひ作品を読んでから感想読んでくださいまし。そして今日この記事めちゃくちゃ読まれてました。多くの人がワンルームエンジェルの検索をしている…!わたしはしつこいと思われたって何度でもこの作品をすすめます!!!

 

mrsk-ntk.hatenablog.com

 

 普段おひるはコンビニで適当にお弁当買って会社の席で食べているのですが、今日は珍しく社内の女の子と外にランチ。坦々麺を食べに行った。その子はわりとわたしの心の支えだったのだけど、来月で辞めるらしく、ああ諸行無常……。優秀な人は会社を辞めていくというのはどこでも同じなのだと思いますが、辞めていった優秀な人たちが最終的にたどり着く先はどこなんだろう。週休3日制のところか。

 

 夕方ごろ、実家のライングループのトークがやたら溜まっていて何事?と思ったら

母〈虫が出た。えーん(写真付き)〉

父〈窓から逃がせば〉

母〈窓開けた瞬間こっちに飛んできそう〉

父〈LINEのにやりとするスタンプ〉

母〈成功した!〉

父〈よかったです!〉

母〈バッタもいた(写真付き)〉

 ……グループで会話する必要ある!?このグループにはわたしと妹と父と母の四人で編成されているけど、わたしも妹も反応しないから同じ家にいるはずの父と母だけがやりとりしていた。最終的に母が自分で〈トークここじゃなくてよくない?〉とつっこんでいた。

 

 今晩夫は飲み会。わたしは西友で惣菜などを買う。つくるのむり。西友で買い物するとき、わたしは必ずさけるチーズを買ってしまう。むかしから大好き、さけるチーズ。永遠にさいて食べていたい。